在宅酸素療法心愛は慢性肺疾患(ウィルソンミキティ症候群)なので、酸素が欠かせません。入院中も3ヶ月までは人工呼吸器、その後、CーPAP、酸素ボックス、カニューラで常に酸素と共にしてきました。 酸素以外では身体的な心配がなくなり、今度は逆に精神的発達に支障をきたしてはいけないので、できるだけ早く退院する方向に向かった。 気になる酸素は自宅に帰っても続けることができた。それが「在宅酸素療法(HOT)」です。 病院で使っていた同じ酸素を作る機械を、同じ業者がレンタルしてくれました。 事前に病院で説明を受け、その後設置と共に使い方をもう一度確認し、万全の体制で準備を進めました。機械自体は難しくなく、ただでかくてうるさくて暑いだけ。 機械と一緒にお出かけ用の携帯酸素ボンベと体内の酸素濃度と心拍を計るモニターもレンタルしました。 心愛の場合は酸素が離せなかったのでお風呂に入る時も酸素のチューブを長く伸ばしてつけたままでした。 本来寝室は2階ですが、機械は持ち運びできないので1階の居間にベビーベッドを置き、その横に布団を敷き、寝食を1つの部屋でしています。 ちなみに、上の子と旦那は2階で寝るので家庭内別居です。 退院3ヶ月を過ぎ、心愛も寝返りをするようになり、長いチューブが邪魔になってきました。主治医の先生もこのことをすごい気にしてくださり、心エコー等をして経過がよければ外そうということになりました。 ちょうどその頃風邪で入院することになったので、一緒にサチュレーションチェックもして、冬を目前に在宅酸素療法を止めることができました。 退院当初の予定では1歳を過ぎて春が来たら外す予定だったので、思いの外に早くなりました。が、風邪に季節はどうなるか分からないので、暫くは酸素の機械も自宅待機ということです。 |